医療機関向けSBCシステム(シンクライアントシステム)

シンクライアントによる「医療機関向けSBCシステム」は、電子カルテシステム、部門システム、医事会計システムなど医療機関で利用される様々なクライアントアプリーケーションをサーバ上で稼動させることが可能です。

このシステムを利用することで、端末からの情報漏えいを防止するとともに、クライアントアプリーケーションのシングルサインオン化や端末間の画面移動機能(ローミング機能)を提供し、医療現場での作業の効率化を図ることが可能です。

弊社では国内最大級の医療機関向けSBCシステムの導入をご支援しています。

SBCの仕組み

SBCの仕組み

SBCを導入した際の管理者側のメリット

1.セキュリティ強化

データは全てサーバ上に保存され、端末に情報は残りませんので、情報漏えいのリスクが格段に低くなります。

 

2.プログラム更新等の手間軽減

電子カルテ等のアプリケーションはすべてSBCサーバ上で稼動するため、サーバ側のプログラム追加や変更、削除を行うだけで、アプリケーションの更新が可能となり、端末毎でのインストール作業作業は不要です。

 

3.既存端末の利用が可能

SBCはほとんどの処理をサーバ側で実行するため、端末は必要最小限のスペックでシステムを利用することが可能です。

コスト削減のため、既存端末を流用することも可能です。

 

4.端末の故障率の低減

シンクライアントを利用することで故障率が大幅に低減し、従来必要とされていた端末管理コスト(修理、再セットアップ、資産管理など)も大幅に削減できます。

また、シンクライアント上にはデータの保存ができないため端末の盗難があっても情報漏洩の危険はありません。

 

ユーザローミング機能

 

シンクライアントを導入した際の利用者側のメリット

1.利便性の向上

どの端末から電子カルテ等のシステムへアクセスしても全く同様の環境を利用することが可能です。

利用する端末が固定されていない職員が場所を移動しても、作業内容を別の端末にそのまま引き継ぐことができます。(ローミング機能)

 

2.シングルサインオンの実現

SBC上で一度ログオン(認証)することで電子カルテ、その他部門システム等のアプリケーションを認証無しでアクセスさせることも可能です。

 

3.データダウンロード不要

従来の仕組みでは電子カルテを利用する際、必要なデータはアプリケーション起動時に各端末にダウンロードする必要があり、端末の電源ONから電子カルテを利用するまでに時間を要することがありました。

しかし、SBCを利用することで各端末でデータダウンロードする必要はなくなるため、端末は素早く起動することで業務への影響を最小限にする事が可能です。

 

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