ITサービス総合運用支援
どんなサービス?
セコム山陰の「ITサービス総合運用支援」は、自社開発アプリケーションを安心・安全な環境でクラウド展開したいお客様のためのインフラ提供&運用支援サービスです。
ITサービスが安定稼働するために必要となる様々な要素を「仕組み」と「運用」の両面からご支援します。
人手不足やサービス品質維持でお困りのお客様をインフラ基盤管理から解放し、アプリケーション開発に注力できるようにすることを目的としております。
今「ITサービス総合運用支援」が何故必要なのか?
下記のような社会背景から、ITサービスが安定稼働することの重要性は益々高まっています。
1.不正アクセス件数の増加
・警察庁により検知された「脆弱なシステムを見つけ出そうとする探索行為」は5年連続で増加
・ウクライナ情勢を受け、世界中でサイバー攻撃の脅威が増大。日本企業が標的の攻撃となり深刻な被害を受けるケースも
2.ランサムウェアの感染による長期間の業務停止
・脆弱性を突かれた攻撃からランサムウェアに感染し、システム利用不可から長期間業務が停止してしまう被害が急増
3.サプライチェーン攻撃のリスクと影響の大きさが浮き彫りに
・大手自動車会社の子会社(サプライチェーン企業)がマルウェア攻撃を受け、14ヵ所の工場の28ラインが製造停止した例も
・影響の大きさから、今後は自社だけでなく取引先企業に対してもセキュリティ対策が強く要求されていくことは必至
「ITサービス総合運用支援」は何によって安定稼働を実現するのか?
機器やネットワークの冗長化、データのバックアップ、セキュリティ対策ソフトやファイアウォール等のネットワークセキュリティ対策製品の導入、リソースやサービスの監視など、安定稼働するための対策(ソリューション)が世の中には多数存在します。
ですが、それらを導入・利用するだけでは安定稼働は実現しないことが重要なポイントです。
例えば、データのバックアップには取得成功の確認や、有事の際に確実にデータをリストアできることの確認が備わって初めて意味があります。
サーバに対しては脆弱性の確認、設定内容の見直し、ソフトウェアのバージョンアップなどの様々な運用管理を行う必要があります。
監視についても、どのような項目を監視する必要があるのか、どのような状態を正常とし、どのような状態になったら異常とするのかを検討し、サービスの稼働状況から定期的な見直しを行っていく必要があります。
「仕組みによる対策」だけでなく、「運用による維持」が兼ね備わって、初めてシステムの安定稼働が実現するのです。
「総合運用支援サービス」は仕組みと運用、両方の側面からお客様のITサービスを支えることにより、安定稼働を実現します。
「ITサービス総合運用支援」のサービスメニュー
■インフラ基盤提供
お客様のITサービスに合ったインフラ環境(サーバ・ネットワーク・回線)をご提供いたします。
<利用可能なインフラ基盤>
・弊社データセンター(セキュアデータセンター鳥取、セキュアデータセンター山陰)
・AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)
※その他のクラウド基盤利用をご希望の場合もご相談ください。
■運用支援
システム監視 | アプリケーションプロセスやサービス、システムを構成するサーバやネットワーク機器などを対象に、システムによる監視運用を行います。 |
障害受付・調整管理 | システムトラブル時の障害受付から復旧までをお客様に代わって調整管理します。 |
障害対応 | 障害時のご連絡、障害一次切り分け、原因調査など、お客様のご要望に応じ障害復旧をご支援します。 |
セキュリティ対応 | お客様サービスで利用している機器やアプリケーションについての脆弱性情報のご提供やセキュリティパッチ適用等をご支援します。 |
報告 | システムの稼働状況や運用に関する活動状況、改善提案について、定期的に報告します。または障害対応について適宜報告します。 |
その他運用支援 | OSやアプリケーションの設定変更など、運用中に必要な作業を代行実施します。 |
サービス構成例および参考価格
自社Webサービスの稼働基盤として本サービスをご利用いただいた場合のサービス構成例と参考価格は下記の通りです。
見積のご依頼・お問い合わせ
見積のご依頼やご質問は下記からお問い合わせください。