働き方改革=労働時間短縮!?

働き方

働き方改革=労働時間短縮(残業時間短縮)と考えられ、

「早く帰ろうよ♪」

と思われがちではないでしょうか。

 

上司から「早く帰れ」「残業時間減らせ」と口酸っぱく言われている方も多いと思いますが、この働き方改革で大切なことは、単純な「時間短縮」ではない事は皆さんもお分かりですよね?

目次

働き方改革=労働時間短縮!?

理屈で言えば、

 生産性 × 労働時間 = 仕事の成果

 

ですから、生産性が変わらず単純に労働時間だけ減らせば

 生産性→ × 労働時間↓ = 仕事の成果↓

 

となるのは明らかです。

 

でもそれは会社や組織にとって良いはずがない。

 


と言うことは、

 生産性↑↑ × 労働時間↓ = 仕事の成果↑

としなければなりません。

 


つまり、仕事の成果を下げない、もしくは上げながら、働き方改革を進めるためには、生産性を上げることが必須条件になります。

しかし、その理屈では分かっても、生産性を上げて、仕事の成果を上げる事は、そう簡単にできることではありません。

さて、生産性を上げるには何から手を付けて良いのか、これが非常に難しいと思います。

 

 “弱み”はいくら頑張っても”普通”にしかならない!?

働き方改革とは関係なく、その組織を強くするためには、自社の”強み”により強く集中することであることは日本だけでなく海外の偉い学者さんも言ってます。

反対に”弱み”を”普通”にしたり、更に”強み”にすることは、”強み”をより強くすることより大きなエネルギーがいると言われています。

 

と言うことは、自分達の強みを伸ばすためには、

 「自社の強みを強くすることに貢献しない業務・時間・コストを徹底的に排除する」

ことが重要な要素になります。

 

とは言え、今やっている様々な業務を直ぐにやめる事は出来ないですし、簡単に時間やコストを削減する事も難しいはずです。


そのような中、我々は、いろいろな仕事の中で、自分達が行うことで付加価値を高めることにつながる仕事と、我々じゃなくてもできる仕事(作業に近いもの)の洗い出しを始めています。

 

我々じゃなくてもできる仕事はできるだけアウトソースしていくことで、浮いた時間を自分達の強みを伸ばす仕事に当てられるようになります。

このように、我々も徐々にではありますが、生産性を高めるための体制に変えつつあります。

 

 任せられる部分はアウトソーシングして働き方改革

最近ではRPAと呼ばれるロボットのソフトウェアが定型的な業務を行い、事務作業の手間を大幅に削減できたという報告も上がっています。

このRPAの導入は働き方改革に繋がる一つの手段です。


ここからは営業的な話になってしまいますが、例えば、社内で行っているサーバやネットワークの保守に関わる仕事を、私たちのようにネットワークセキュリティの業務を行っている会社にアウトソーシングすれば、浮いた時間を自分達の強みを伸ばす業務に充てられるようになります。

 

具体的には、

  • システムの障害対応や監視
  • システムのセキュリティ管理や脆弱性対策
  • サーバ/ネットワーク機器の保守らライセンスの期限管理
  • データバックアップに関する管理

等々の仕事です。

 

多くの企業や組織では、これらの仕事は自前で行われていますので、アウトソースすることも是非ご検討ください。


ただ、これらの仕事に「大して時間も手間も掛かってないから」と言われることがあります。

アウトソースしても、時間がそれほど浮かないということです。

 

しかし、これらの仕事に時間や手間を掛けずに、重要なシステムやデータを安定的にまた安全に守ることは、もはや不可能な状況です。

また、企業や組織の中でITシステムは必要不可欠なものであり、それらが停止したり、データが消えたり、更には外部に漏洩した場合の損害は非常に大きくなります。

 

本質的には時間と手間、専門性が求められるITシステム等の保守を自分達で行うことが、自社の強みを強くすることにつながるのか、そして、自社で対応することでのリスクを今一度考えて頂ければと思います。


これからも働き手の人口が減り、人手不足は更に加速していく中にあって、これから自分達の強みを更に強くし、生き残っていくためには、生産性を高めることが非常に重要です。

 

働き方改革が求められている今がターニングポイントだと私は思います。


昔の言い方になりますが、やり始めるなら、「今でしょ!」です。

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