ハイブリッドクラウドとは?

クラウド

企業や組織でのITの利活用は進んでおり、ITシステムが稼動 しない事態が発生すれば、その会社や組織での業務遂行には大きな 影響が出ることは想像に難しくありません。

災害の影響を避けるためや、より柔軟なシステム利用を促進するた めにクラウド利用が進んでいますが、数年前と比較するとよりクラ ウドを活用できる機能も充実してきています。 今回はその辺りについて話をしたいと思います。

目次

ハイブリッドクラウドとは!?

昨年辺りから「ハイブリッドクラウド」と言う言葉を聞くようになりました。

「ハイブリッドクラウド」とは、  

1.他の一般の顧客と同じ環境を利用する「パブリッククラウド」  

2.自社専用の環境を利用する「プライベートクラウド」  

3.自社施設で保有しているIT資産「オンプレミス」

を組み合わせて、最適なIT基盤を構築する考え方のことです。

 

クラウドサービスを利用する場合、自社の重要なデータを外部に預 けることに不安を感じる方もまだ多いと思いますが、優先順位を決 めて、より重要なデータはオンプレミスで運用し、比較的重要でな いと思われるデータはクラウド利用する考え方があります。

とは言え、オンプレミスとクラウド間でデータの連携などをしたい 場合やそれらのIT基盤の管理も別々に行うのであれば、より多くの 手間が掛かり、クラウドを利用するメリットが半減してしまいます。

 

しかし最近では、仮想化基盤を構築するための機器やアプリケーシ ョンが進化し、オンプレミスとクラウド間がシームレスに繋がって いるような環境を容易に作れるようになってきました。

もちろんオンプレミスとクラウド間は確保するセキュリティレベル が違うことが多く、それらを担保する必要はありますが、最新の機 器やソフトウェアを活用することで基盤を運用するための負荷は減り、本来の目的である効率化⇒労働時間の削減が期待できます。

 

クラウドは遠い存在ではない!

弊社は2009年に仮想化技術を活用したクラウド基盤のサービスを開 始しましたが、昨年2018年に新しい機器に刷新し、弊社のクラウド 基盤とAWSやAzuruなどのパブリッククラウドの両面を、利用の違い を意識することなく活用できるようになりました。

 

まだ十分にその機能は活用できていませんが、基幹業務はオンプレ ミスで、そして、重要なシステムは近くの顔の見えるクラウドとし て弊社クラウドサービスを利用、さらにより新しい機能や事業継続 のためのデータバックアップや更にはシステムの稼動も含めたディ ザスタリカバリをパブリッククラウドで実現することも数年前と比 較すると容易に実現することが可能になります。

また、AWSの便利な機能や容易なサーバ機能の拡張など、弊社のクラ ウドサービスでも活用できることも今後対応して参りますので、 「AWSの機能は欲しいけどちょっと心配…」 と思われる方にも選択肢が広がります。

 

ITシステムが無ければ事業は行えない世の中であり、ITシステムを 活用しないと強くなれない世の中でもあります。

ITシステムをより活用するのであれば、クラウドサービスを利用し ない選択肢はありませんし、より便利により安全に使うために、弊 社としても何が良いのかを日々研究、調査していますので、「なん とかしなきゃ」と思った時は是非お気軽にお声掛けください。

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