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2018年02月28日「学生と企業技術者との合同研究技術発表会」で発表しました
平成30年2月23日(金)に、島根大学にて開催された「学生と企業技術者との合同研究技術発表会」に参加し発表を行いました。
この発表会は学生・教職員と地元企業の研究開発技術者が互いの研究・技術課題への取り組みを発表し,大学と企業との間の研究協力を推進及び理工系学生と企業との情報交換の場として開催され、今回は28の研究発表が行われました。
開会の挨拶を総合理工学研究科長の広光様が行い、発表会が始まりました。
ショートプレゼンテーション
まずは、それぞれの発表内容についての概要を1分でプレゼンテーションを行いました。
1分という短い時間でどれだけ興味を持っていただけるか、発表者は工夫をしてプレゼンを行う必要がありました。
企業の発表者に比べ、慣れていないと思われる学生は緊張していた方も多く、良い経験になったと思います。
セコム山陰(株)システムデザイン部 井川リーダーによるショートプレゼンテーション
ポスター発表
全発表者のショートプレゼンテーションが終わった後は、会場を移動しポスター発表を行いました。
弊社は、
『新しいクラウドサービスとセンサーを組み合わせた、IoTとAIのサービス開発の取組みについて』
というタイトルで、今製造業が解決したい課題を、新しいクラウドサービス=AWS(アマゾン ウェブ サービス)とセンサーを組み合わせ、IoT、AIのサービスを開発していることをお伝えしました。
興味を持ってくれた学生も多く、真剣に発表を聞いてくれました。
ポスター発表を真剣に聞く学生と説明する弊社社員
懇談会
ポスター発表会が終わった後は、懇談会が行われ、学生、企業、それぞれがお互いに知りたいことを質問し、意見交換を行いました。
興味深い内容として、学生の方は、今学んでいる事を活かせるのであれば、山陰で働くということもあり得るという意見が結構多かったことです。
地元は島根県外という方も、住んでみると思ったより山陰って良いなと感じている様子で、山陰での就職も検討していたり、地元が山陰という方も島根県外に就職したとしても、将来は山陰で働きたいという思いをお持ちでした。
懇談会の様子
私達も、山陰を盛り上げていきたいと思っています。
一緒に山陰を盛り上げたいと思う学生に出会えたのは、非常に良い機会でした。
引き続き弊社にもご注目いただけると幸いです。
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2018年02月26日認定こども園での不審者対応避難訓練と子ども安全教室をご支援させていただきました
この度、島根県出雲市にある北陵認定こども園様で行われた不審者対応避難訓練のご支援をさせていただきました。同園では、定期的に不審者対応避難訓練を行っているとのことで、この度、弊社もお手伝いをさせていただくことになりました。避難訓練後には園児のみなさん向けに、弊社スタッフによる「子ども安全教室」も開催させていただきました。
「子ども安全教室」では、子どもたちが知らない人に声をかけられて誘われたことを想定して、「いやです」「知りません」「わかりません」と大きな声ではっきり断ることや、助けを呼ぶことなどをお伝えしました。練習の時には、子どもたちはみんな力一杯大きな声を出してくれていました。
最後に、園児のみなさんから感謝状をいただきました。手作りのとても素敵な感謝状でした。スタッフ一同大変感激しました。園児のみなさんありがとうございました
散会後には、園児のみなさんに、弊社のビートエンジニア(緊急対処員)が身に着けるヘルメットや警戒棒などの装備品に実際に触れてもらいました。みなさん興味をもって、ヘルメットをかぶってみたり、警戒棒を持って構えてみたり、楽しんでいただけた様子でした。
今後もこのような訓練や研修を積極的にご支援することで、地域の皆様が「安全・安心な生活が送れるように貢献していきたいと考えています。
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2018年02月05日福祉施設での防犯対策を進める社内研修にご協力させていただきました
今回、高齢者福祉施設の職員向け防犯研修に携わらせていただきました。
講師を務めさせて頂いたのは、出雲市内に施設がある高齢者福祉施設ひまわり園様の職員向け防犯研修会です。
今回の研修会は、基本的な事項をお伝えする座学形式に加えて、参加された職員の皆様と一緒に必要な対応方法を考えていくグループワーク形式での研修とさせていただきました。
福祉施設のBCP
この研修では、まず初めに、福祉施設における危機管理という面から、近年、様々な組織で取り組みが進んでいる BCP(Buisness Continuity Plan) についてご紹介しました。
このBCPについてはまだご存じない方もいらっしゃったため、最初にBCPの概念についてお伝えいたしました。
そして、具体的なイメージをいただけるように、平成28年10月に発生した鳥取県中部地震で被害を受けた倉吉市内の福祉施設の対応について、簡単にご紹介させていただきました。
ただし、大規模な地震災害について聞いても、「自分には関係ない」と思いがち。
そこで、出雲市における地震の発生確率をご紹介させていただきました。
あわせて、大規模な災害が発生した時に必要となる、事業再開までに行うべき対応についてお伝えしました。
高齢者福祉施設には常に見守りが必要となる入所者が多数いらっしゃいます。
そのため、高齢者福祉施設では、災害時における入所者の安全確保に加え、その後の生活環境の維持が重要であるため、防災対策に加えて事業継続のための備えが重要であることを確認いただきました。
夜間に施設内で不審者を発見したらどうするか?
続いて、今回の本題となる施設における防犯対策についてお伝えしました。
初めに、最近、福祉施設で発生している事件についてご紹介しました。
それらの事件を踏まえて、福祉施設の防犯対策として重要となるポイントやセコムが考える防犯対策のあり方、不審者が侵入した後の基本的な対応フローについてご紹介しました。
その後、グループワークを行いました。
各グループに、以下のような2つの状況を提示させていただきました。
【状況1】夜間に施設内で不審者を発見した
【状況2】職員に気がついた不審者が廊下の向こう側に逃げてしまった
それぞれの状況に出くわした時、職員の皆様はどのような対応を取るべきか?ということを検討いただき、ポストイットにどんどん書き込みをしていただきました。
その後、ポストイットに書き出されたやるべきことのリストを見ながら、
・現状のルールや設備でそれらができるか
・どのような順番で対応すべきか
・今後、どのような準備が必要か
ということについて、各グループで検討いただきました。
各グループで検討いただいた内容を発表いただいた上で、施設としてどのような対応が必要になるのか、ということについて全体で話を進めました。
最後に今回の内容を整理するとともに、セコムとしての考えについても触れさせて頂きました。
まとめ
今回の研修では、職員の皆様にBCPと防犯対策についてお伝えしました。
中心は防犯研修では弊社も初めてとなるグループワークによる不審者対応方法の検討でした。
上記のようなグループワークを通じて、今できること、そして、今後やるべきことを様々見出すことできました。
そして、私たちにとっても、新たな発見のある機会となりました。
1時間半の長い研修でしたが、職員の皆様はいずれも熱心にご参加いただき、本当にありがとうございました。