2020年9月14日から3日間のスケジュールで、IT合宿@島根2020が開催されました。

 

会場に参加者が集まって、企業と学生が一緒にプログラム開発を行うというイベントはこれまでありましたが、今回のイベントでは新型コロナウイルスに配慮し、すべてオンライン上でプログラム開発を進めるという初めての試みが行われました。

 

弊社では情報系部門の部長でITコーディネーターの西村と技術開発グループ担当の西尾の2名が企業側の学生サポート役として参加。

弊社チームには男性2名、女性1名の計3名の学生の皆様が加わり、3日間のプログラムが始まりました。

 

この記事では、3日間のIT合宿の様子をお伝えします。

 

IT合宿初日

今回のIT合宿では、LINEの開発用ツールを使い、LINE botという仕組みを使って、地域の様々な課題を解決するプログラムをつくっていきます。

 

合宿初日は、どのようなプログラムを作っていくのかを考えるため、島根県が抱える課題をまず最初に考えはじめました。

ワークシートを使った個人検討から、グループでの討議を行い、開発するシステムのコンセプトを決めていきました。

 

初日1

 

しかし、自分たちで0からつくっていく作業はかなり難しいものです。

 

 

 

時間内にはなかなかまとまりきらず、弊社担当から必要なキーワードをチーム参加者に送信!

初日3

 

いろいろな話し合いの中で、島根で就職先を探している人が、働く場所を見つけやすくするためのアイディアが生まれてきました。

 

最後はLINEのアプリ開発を進めるシステムの事前設定を行って、初日は終了です。

 

 

IT合宿2日目

2日目はいよいよプログラムを作っていきます。

 

作成するプログラムのコンセプトを明確にし、概略設計をしたあと、3名の参加者で役割分担を行い、早速、作業を開始しました。

 

 

zoomで画面共有をしながら作業を進めていきます。

2日目

 

チームで協力して作業を行うことで、2日目には、LINE botにキーワードを入力すると、それに応じた応答をする仕組みのプロトタイプまで出来上がりました。

bot

 

 

IT合宿3日目

最終日はプログラムが正しく動くようにしていくための実装作業と皆さんへのプレゼンテーションの準備です。

 

優秀なチームは表彰もされる予定で、時間が限られる中、各チームともプログラム作成と発表資料の作成作業を進めていきました。

 

そして、セコム山陰グループでできあがったのがコチラ

「キーワード企業検索bot」

3日目

 

島根県内の企業に就職を考えている人が、自分の興味や関心のあるキーワードを入力すると、そのキーワードに関連した企業名とその特徴が自動で表示されます。

 

最後に行われた各チームのプレゼンテーションの審査発表では、セコム山陰グループが1位を獲得!

開発したアプリとプレゼンテーションの内容が高く評価されました!

 

この結果を聞き、私たちも学生の皆さんと一緒に非常に喜びました。

 

オンラインを使ったアプリケーションの共同開発は私たちも初めての経験でしたが、

チームの学生3名の皆様の頑張りで、非常に良い結果で終了することができました。

 

皆さま、3日間、本当にお疲れさまでした。

 

※3名の学生の皆様からは写真掲載の許可をいただいています。